きっかけ
医療的ケアが必要な子どもたちは、
ご家族だけでなく、看護師さんや保育士さん、学校の先生など、たくさんの支援者に支えられて毎日を過ごしています。
また、在宅で生活するためには多くの医療機器や物品が必要で、外出や移動の際には、それらを持ち運ばなければなりません。
その小さなめじるしが支える人の安心になり、 ご家族が安心して我が子を誰かに託せるように。 そんな想いから生まれたのが、マイタグプラスです。
吸引器
吸引器は使用頻度が高く、日常的に使用する大切なものです。
支援者の方がたくさんのバッグの中から、すぐに見つけられるように。
また、吸引器は大きさや形が似ているものも多く、同じようなバッグを使っているお友達もいます。
「これは自分のもの」と、ひと目でわかる目印にも。
毎日使うものだからこそ「探す」という小さな負担を減らし、
安心して日々を過ごせるよう
吸引器のマイタグにその願いをこめました。
食事
医療的ケアが必要な子どもたちの中には、ミキサー食やペースト食、栄養剤など、その子に合った形や方法で食事をとっています。
注入によって食事をする場合、見た目には「ごはん」には見えないことも。
でも、まわりにいるお友達にとっても
「その子の大切なごはん」として、親しみを持ってもらえたら。
そんな願いを、おにぎりのイラストに込めました。
「違うけど、特別じゃない。」
そんなふうに自然に受け止めてもらえるきっかけを、この小さなマークから届けられたらと思っています。
アンビューバック
アンビューは、呼吸がうまくできなくなったときに、命を守る大切な医療機器。
普段は使わないものだからこそ、
「もしも」のときには一秒でも早く手に取れることが大切です。
「アンビューはどこ?」
そんな一瞬の迷いをなくしたい。
誰が見ても一目で場所がわかり、すぐ手に取れるように。
アンビューのマイタグは、「すぐにわかる」そんな小さな安心をかたちにしました。
「わかる」が、安心につながる
my tag+では、医療的ケア児に共通することの多いケアの中から、「吸引器」「アンビューバッグ」「胃ろう」の3種類をつくりました。
ケアに必要なものはバッグの中に収納されていることも多く、外から見ただけでは、どこに何が入っているのか分からないことがあります。
だからこそ、必要なときに支援する人がひと目でわかることを大切にしました。
文字だけではなく、それぞれのケアを直感的に認識できるアイコンで表現し、開発にあたっては、実際に医療的ケア児のお母さんたちにもヒアリングを行いながら形にしていきました。
必要なものは、人それぞれ違います。
でも、そこに共通しているのは、
「その子に必要なものを、誰にでもわかるようにしたい」という想いです。
それは、一見すると小さなことかもしれません。
けれど、医療的ケアのある暮らしの中では、そんな小さな「わかる」が、日々の安心をつくっていきます。
迷わないために。そして、安心して誰かに託せるように。
子どもたちの毎日と、その子を支える人たちの小さな不安を、ひとつ減らせたら。
それが私たちの願いです。
開 発 デ ー タ