出会いと別れの春

出会いと別れの春

長らくサボって・・・
いえ、他の研究員にブログを任せておりました、
cocoLAB所長のTでございます。
 
ず〜っとパラパラと続いていた雪も終わりを告げ、
また出会いと別れの季節がやってまいりました。

人は出会いによって育てられ

人生は別れによって深められる

こんな言葉もあるようです。
 
人生、全てのことにオモテとウラがあるな〜
と感じる今日この頃です。
 
出会いがあれば別れがある。
 長所があれば短所がある。
 生があれば死がある。
 
とある言葉で、

 得るは捨つるにあり。

 とありますが、これも表裏の話と同じかもしれませんね。
 
さてさて!!

 

1/4の奇跡〜「強者」を救う「弱者」の話〜

山元 加津子  (著) 他
という本📘を、ご存知でしょうか??
 

私は、この本を読んで衝撃を受けたことを今でも覚えています。

 
昔にNHKで取り上げられていたテレビの話から始まります。
 
昔、アフリカのとある町で、マラリアという伝染病が猛威をふるい、
村は壊滅的な打撃を受けてしまいます。
しかし、どんなに伝染病がまん延しても、
どんなに絶滅するほどの病死者が出ても、
必ず生き残るグループがいました。
 
後年、そのメカニズムを調べようと、多くの研究者が「生存者」本人から、
その子孫に至るまで、てっていてきに調査を行ったそうです。
すると、一つの事実がわかったのです。
それは、マラリアが多く発生する地域では、ある一定の割合で、
伝染病に強い突然変異遺伝子を持つ人がいる、ということ。
そして、その「強者の遺伝子」を持つ人が生まれるとき、高い確率で、
そのきょうだいに重い障がいを持つ人が現れる、ということ。
そんなことが分かったのです。その確率は4分の1。
4人の子どもが生まれた場合、必ずそのうち1人は、
成人前に亡くなってしまうような、重い障がいを持つことになります。
 
つまり、人間がマラリアとの生存競争に勝つには、
マラリアに強い遺伝子のほかに、病気や障がいを持つ遺伝子も必要だった、
ということです。病気や障がいを「引き受ける人」がいなければ、
その村は絶滅していたことになります。
 
今、こうして私たちが元気でいられるのは、過去や現在、
病気や障がいを持ち、苦しんで生きてくれた人のおかげではないだろうか。
※一部抜粋
 
という話でした。
 

さらに、私が尊敬してやまない【人を大切にする経営】を提唱されている、

坂本先生に教えられたことがあります。

 

「我が子を障がい者として産みたいと願う親は誰もいないし、

障がい者として生まれたいと願う人も誰もいない。

たまたま私たちが障がいを持って生まれなかっただけです。

それは、私たちの代わりに障がいを受け取ってくださった方々へ

手を差し伸べるという大切な役割を担っているということなのです。」

※確かこのような感じで言っておられましたが、
間違っていたらすいません・・・。
 
私自身、このように考えて生きてこなかったので、
ご紹介した本とお話には、人として大切な考え方や生き方を
教えていただけたような気がしています。
 
さあ、出会いの季節、春🌸がやってきました!
ちょうど今、cocoeではインターンシップの学生さんを受け入れていますが、
若いってすごいですね💪✨スポンジのように何でも吸収しちゃうんですから!
 
 
cocoeは今年一年もたくさんの方に出会い、
愛されるように努力し続けていきます!
 
 
それでは、また。